ハーブ・スパイス

ハーブティーでミネラル不足を解消|ハーブの種類や茶葉の有効な使い方

スーパーフード以外にも私たちの身体にやさしい食物はいくつかあります。

その代表的なものとしてあげられるのが、スパイスとハーブでしょう。

古来からこのスパイスやハーブは色々なものに使用されており、私たちの健康のサポートをしてきてくれました。

ここでは、お馴染みのハーブについてご紹介をしていきます。

ハーブとは?

私たちが日ごろから慣れ親しんでいるハーブ。

ラテン語で「草」を意味だそうですが、現代では「健康や美容などに役立つ」といった意味も含まれるといわれています。

ハーブにはビタミン類をはじめ、ミネラルやフラボノイドなどが豊富に含まれている場合が多く、メディカルハーブという医療を目的としたものにも使われる歴史があります。

私たちが摂取するうえで一番使用される事が多いのが「ハーブティー」でしょう。それでは、いったいハーブティーをとるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

ハーブティーを取るメリット

ハーブティーは飲んでも美味しく、忙しい毎日の潤滑油になってくれる素晴らしいアイテムです。

ですが、もしあなたがその成分を知ったら、もっと嬉しく楽しくなるかもしれません。ハーブティーに期待できる作用は主に次の3つです。

1.ビタミンやミネラルの補給

冒頭でもお伝えしましたが、ほとんどの場合ハーブにはミネラルやビタミンが豊富に含まれています。 

とくに外食が多い人の場合には、ハーブティーを積極的にとることでビタミン不足の解消などが期待できます。

2.抗酸化作用への期待

加齢やストレス、環境などから私たちの体は常に活性酸素が増え続けています。

悪玉ともいえる活性酸素をなるべくなら避けたい、そんな時にはローズマリーやセージなどのフラボノイドが役立ちます。

3.免疫力のアップ

病気になりにくい体を維持するには、免疫力が欠かせません。

とくに忙しいビジネスマンの場合、日ごろの生活環境や寝不足などから徐々に免疫力が低下している場合があります。

そんな時、ハーブティーを積極的にとることで体質改善や安眠などへ導く効果が期待でき、体の疲れを効果的にいやせる期待が持てます。

ハーブの種類について

ショップやスーパーへ行くと、様々なハーブティーを目にすることが多いと思います。

ですが、一つ一つのハーブに期待できる作用をよく知っていない事ってありますよね。

そこで、主要なハーブそれぞれが持つ力をいくつかピックアップしてみたいと思います。

・ジンジャー

カレーなどのスパイスとしても使用されるジンジャーも優れたハーブです。

古くより血行不良に働きかけることで知られており、肩こりや冷えの解消、風邪などによく使われます。

飲むと体が温まりますから、クーラーなどで冷えた時にもおすすめ。

・ハイビスカス

クエン酸、ハイビスカス酸を多く含みます。

夏バテなどの疲労回復をサポートする期待が持てるほか、ハイビスカスの赤い色素はアントニアシン系の色素である事から、眼精疲労にも期待ができます。

・ペパーミント

ペパーミントはイライラの解消をはじめ、精神的ストレスによる胃腸の不具合などに働きかけるといわれています。

さらに、ペパーミントに含まれるポリフェノールはアレルギーなどの解消にも期待がもてると言われています。

・レモングラス

イネ科の植物であるレモングラス。強力な抗菌作用を持ち、風邪やインフルエンザなどの時にも役立ちます。

また消化器系にも働きかけ、胃もたれなどした食事の後に飲んでみるのもおすすめです。

・ローズヒップ

ローズヒップが優れている点は、なんといってもレモンの20から40倍の豊富なビタミンCが含まれている点。

その他にもビタミンE、フラボノイド、ベータカロテンなどたくさんの栄養素を含み、疲労回復や美肌作りにも一役買います。

・ジャーマンカモミール

精神が昂ったり、イライラするときによく使われるジャーマンカモミール。

また鎮静作用や炎症を鎮める事なども期待できる点から、喉などの風邪をこじらせた場合にはカモミールのハーブティーを飲めばよいといわれています。

ハーブティーはシングル?それともブレンド?

一つのハーブだけでも十分訴求効果はあり、そのハーブの持つ成分をとることができます。

どの成分もあますとこなく欲しいならブレンドされたハーブティーをとるのが良いでしょう。

疲労回復、リラックス効果などブレンドしたハーブティーは気兼ねなく、あなたがとりたい成分を取ることができます。

また、タイではバタフライピーなどアントシアニンが豊富なハーブティーも流行しています。トレンドに合わせて楽しめるのもハーブティーの魅力ですね。

タイで人気のバタフライピーティーって?実際の効能や飲み方の紹介インスタ映えすることで人気となっているバタフライピー(チョウマメ)。 実はこの青い色のハーブティーが密かにブームになっているのをご...

飲み終わったハーブの使い方

ハーブティーを飲み終えた後ですが、茶葉を有効活用してみませんか?

ティーバックならそのまま湯船に入れるとハーブバスに、また茶葉と重曹を混ぜて部屋の片隅においておくだけで、消臭剤・芳香剤として活用できます。

おわりに

何気なく毎日に使っていたハーブティーですが、毎日を生き生きと過ごすために必要な成分がたっぷり入っていたことに改めて気づかされています。

飲み終わった後の茶葉も利用できるのも良いですね。

より良い効果を求めるなら、やはり農薬を使っていないオーガニックな商品を購入しましょう。

とくに湿気が多い時期は重曹も湿気をとる役割もありますから、一石二鳥! ぜひお試しになってくださいね。