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コロナ禍に期待!パパイヤは免疫力を上げる栄養が抜群のスーパーフード

パパイヤと聞いて、あなたはどうお感じになるでしょうか。

ひょっとするとイメージとしては、スーパーマーケットなどに陳列する、あの少し高めの果物という印象かもしれませんね。

確かにパパイヤはスーパーマーケットに並ぶ果実のなかでも割高で、地域によっては一般的な果物ではないかもしれません。

実はパパイヤはスーパーフードであり、コロナ禍での免疫力を上げるためにもぜひとってみたい果実です。

そこで、ここではパパイヤに含まれる栄養素や、スーパーフードとしてパパイヤに期待できることなどをピックアップし、ご紹介したいと思います。

パパイヤにはビタミンCやAが豊富に含まれる

まず、パパイヤに含まれる栄養素についてみていきましょう。

パパイヤに含まれる栄養素は以下の通りです。

  • 炭水化物
  • 食物繊維
  • タンパク質
  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • 葉酸
  • カリウム
  • 微量のカルシウム、マグネシウム、ビタミンB群など

スーパーフードにふさわしく、かなりの栄養素が含まれていますね。

とくに注目したいのがビタミンCやAが豊富な点。

さらに、マグネシウム、ビタミンB群などがとれる点です。

東南アジアなどでは「青いパパイヤ」をサラダに混ぜて食べる場合もありますが、熟した果実の方が甘く、食べやすいことは言うまでもありません。

またパパイヤにはパパインと呼ばれる酵素が含まれています。

酵素は消化を助け、食べ物から栄養素を抽出し体内に吸収させる大事な働きがある他にも、筋肉を動かしたり、呼吸したりと私たちが生きていくうえで欠かせない成分です。

さらに熟したパパイヤには、目や肌に良いとされるベータカロチンやリコピンなども豊富に含まれています。

コロナ禍においては、免疫力を保つことが大事です。

ですから、パパイヤを積極的に摂取しておいて損はないでしょう。

強力な抗酸化作用がある

パパイヤが持っている力のひとつに優れた抗酸化作用があげられます。

この抗酸化作用ですが、酸化ストレスを軽減し、いくつかの病気のリスクを下げる可能性があります。

いずれにせよ、ウイルスが強くなる冬の季節は、インフルエンザなども猛威をふるう傾向にあります。

ですので、抗酸化作用があるパパイヤをとっておくことも対策としては良いかもしれませんね。

抗がん作用への期待

じつはパパイヤには、がんの原因となるフリーラジカルを減らす働きが期待できる、という研究結果があります。

ある研究では14種類の果実や野菜とパパイヤを比較したところ、乳がん細胞において抗がん作用の数値をパパイヤは示したそうです。

残念ながら他の果実や野菜では、この結果は現れませんでした。

また別の研究ではパパイヤに含まれる抗酸化物質が、がんのリスクを減らし、進行を遅らせる可能性も示唆する結果が出ているとの報告もあります。

さらに炎症と前癌性胃の傾向が高い高齢者を対象に研究したところ、発酵したパパイヤの製剤が酸化的損傷を軽減したという結果が出た報告があったそうです。

パパイヤによる抗がん作用はさらなる研究が必要ですが、パパイヤを食べることはガンに良い作用をもたらす期待が持てることは確かなようです。

心臓の健康維持への期待

冒頭でパパイヤにはビタミンC、リコピンなどが含まれると述べましたが、この2つの成分は心臓病の予防にも役立つことが期待できます。

ある研究によると、発効パパイヤのサプリメントを14週間とった人は、プラセボを投入した被験者よりも炎症が少ないという結果がでました。

またパパイヤには抗酸化物質があるとご紹介しましたが、これは心臓を保護するほか善玉である「HDLコレステロール」の保護効果を高める可能性が示唆されています。

心臓などが炎症をする原因ですが、たばこやお酒など不健康なライフスタイルがあげられます。

もしあなたが心臓に心配があるのであれば、パパイヤを摂取することで心臓病のリスクを少しでも減らすことができるかもしれません。

パパイヤを美味しく摂取するために

独特の風味を持つスーパーフードが多いなかで、パパイヤは美味しく摂取できる点で他の抜いています。

さらに、よりパパイヤの効果を期待するのであらば、パパイヤの熟度にも注目しましょう。

最適な食べごろですが、黄色からオレンジレッドになったパパイヤです。

ときおり緑色の斑点がありますが、これは食べる際には問題ありません。

メロンなどのウリ科の果実同様、よく洗ってから縦半分に切り、種をすくい取ってデザートとして食べるのをお勧めします。

ドライフルーツのパパイヤにも同じ効果が期待できる?

パパイヤをドライフルーツにした場合、栄養素に差がつきメリットとデメリット発生します。

そこでドライフルーツのビタミンやミネラル量を見てみましょう。

食物繊維
パパイヤをドライフルーツにすることで増えます。食物繊維は、腸の働きを整え、コレステロールを流す働きがあります。

ビタミン類
生のパパイヤと比較して少し減ってしまうのがこのビタミン類です。ビタミンCが少なくなります。

ミネラル類
カリウム、リン、鉄などのミネラル分は効率よく摂取できるようになります。

あなたが必要とする栄養素や期待できることなども比較して、生のパパイヤにするか、ドライフルーツにするかを考えてみるといいでしょう。

まとめ

東南アジアなど温かい国では、パパイヤは一般的なフルーツです。

日本でも宮崎県や沖縄などで一部栽培されていますね。

国産のパパイヤの収穫期は夏から秋といわれていますが、最近ではハウス栽培なども増え、パパイヤを手に入れることはそれほど困難ではありません。

高級果物としても知られていますから、お歳暮やちょっとした贈り物にパパイヤを送るのもいいでしょう。

ぜひ、あなたの生活の一部にパパイヤのある日常を取り入れてみてくださいね。

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