夜にゆらゆらと揺れる火を見ていると、なぜか不思議と安らいだ気持ちになっていきますね。
アロマキャンドルなどの香りはもちろんですが、日ごろから火を眺める習慣は、時代の進化に連れて少なくなった気がします。
あなたはキャンドルの光やたき火などを見て、不思議とリラックスした事があるでしょう。
じつは、炎のゆらぎには古代から人にやさしい様々な要素が含まれていますが、炎の効果を知る機会はあまりないのが事実です。
そこで今回は火や炎が私たちにもたらすメリットについてご紹介したいと思います。
炎の効果その1.炎には1/fゆらぎが存在する。
自然に触れ合うことで私たちは良い刺激を受けることがあります。
そのなかで特徴的なのが1/f揺らぎと呼ばれるものです。
もともと生体のリズムは1/fゆらぎがあり、 この1/fゆらぎがたくさんあると、私たちの生活は快適で心地よいと感じることが多くなります。
じっさいの1/fゆらぎですが、例えば小鳥のさえずりや、雨の音、さざなみなど自然界の様々な場所で起こっており、それ以外にも滝が落ちる水や、蛍の光などにもあります。
一定の規則があるように見えて、不規則なパターンを持つのが特徴です。
じつは炎は、この1/fゆらぎを持っており、以下のような身体への訴求が期待できます。
- ヒーリング効果
- リラックス効果
- 精神を安定させる
- 自律神経が整う
主にメンタル面での癒し効果が期待できる内容が多いですね。
1/fゆらぎの良いところは日常どこにでも潜んでいて、たとえキャンドルなどのような小さい火でも感じることができる点です。
炎の効果2.脳疲労などの解消にも期待が持てる
私たちの生活に1/fゆらぎがあると、脳や体を休息モードに切り替えることが期待できます。
これはLEDキャンドルや炎の動画など癒しチャンネルを見ることでも同じ効果が得られます。
スマートフォンの普及により、私たちの生活は想像以上に脳が疲労する情報であふれかえっています。
ですから普段の生活では、食事の照明やインテリアなどにキャンドルを使ってみるのも、演出効果があっておすすめ。
またアロマキャンドルなどを定期的に使うことは、よりリラックス効果が期待できます。
炎の効果3.マイナスイオンが発生し、リラックス効果が期待できる
薪くべる、キャンドルに火を灯すなど火をおこすことで、微量の水分からマイナスイオンが発生して部屋中に広がります。
思い出してみましょう、私たちは森林浴をするとなぜかリラックスして気分がよくなりますよね。
これはマイナスイオンが発生している為だといわれています。
キャンドルの場合も同じように炎をともすとマイナスイオンが発生し、森林や滝を訪れた時と同じようなリラックス効果が期待できます。
どのくらいの作用かというと、アロマキャンドルを1時間使用した場合脳が感じる癒しの効果は、スパに1時間入った時と同じくらいだと言われています。
炎の効果4.消臭効果がある
炎には消臭効果があるのをご存知でしょうか。昔はトイレに行った際、マッチを1本すると臭いが消えると言われていました。
普段気にならないと思っていても部屋の臭いは次第に蓄積されていくのはもうご存知ですよね。ですのでアロマキャンドルなどを定期的に使うのは、消臭効果的にもおすすめです。
炎の効果5.コミュニケーションが活性化される
よくキャンプなどでたき火を囲んで話をすると、不思議に話が弾むことがあります。
これは炎の暖かさはもちろんのこと、1/fゆらぎによる脳へのリラックス効果など、相乗効果による結果だという説があります。
東京ガスによる暖炉の調査によると、暖炉の火を見ると「リラックス」「癒される」などと回答した人が、暖炉のない人を上回る結果がでたそうです。
いずれにせよ炎は普段の緊張感をほぐしてくれる事が期待できそうですね。
まとめ
コロナ禍における私たちの生活は少しずつ変化を見せています。
とくに自粛ムードが続き、外出などがままならないと想像以上に心身が疲れますよね。
こういった時には室内での癒しグッズを一つでも増やすことが大切です。
また最近停電などが起きやすい状況がありますから、ガスコンロやストーブは電気を頼らないものを追加しておくのもいいでしょう。
ぜひ、あなたの生活にも炎のゆらぎを取り入れてみてくださいね(^^♪