日本でも「チャコール」（活性炭）は人気がありますね。
ハリウッドスターをはじめ、女優のローラさんなど、芸能人でもジュースなどで積極的に取られている人も多いです。
チャコール（活性炭）はもともとダイエットなどによいと評判になり美容やダイエット用としてブームに火がつきましたが、高いデトックスにも期待できる商品です。
現在の日本の野菜などに降りかかる農薬の基準は世界でも有数の高い水準を誇り、残念ながらいかに「デトックス」するかが今後の細胞活性化につながるといってもいいでしょう。
日本と他国との農薬基準の違い
まずは日本の農業について少しお話したいと思います。
日本はご存知の通り、他の国よりも高温多湿な地域です。この場所で野菜や果物を育てるには、農薬がどうしても必要となります。
一例をあげてみましょう
・高温の場合・・・雑草が生えやすいので除草剤を使う
・多湿の場合・・・害虫が発生しやすいので殺虫剤
・ジンジン、ジャガイモなど・・・根菜を作る前には、土壌消毒剤を使用
有吉佐和子著書「複合汚染」によると、水田に飛び込んだカエルが一瞬で死んでしまった、というくだりがあります。
これは水田なども雑草やヒエなどが生えないように、除草剤を撒いてから始めるからなんですね。
少し古いデータですが、2009年でのFAO「FAOSTAT」 Pesticide use in active ingredient on arable land and permanent crops のグラフもありましたので、ご紹介してみます。
これだけでもいかに日本が高い基準なのかが理解できるでしょう。
2019年度現在では、農薬規制法が改正となり、さらに基準が緩くなりました。これは世界とは逆行している状態です。
農薬を摂取するとどうなるのか？
農薬は確かに虫や小動物にとって脅威ですが、人体に対してはどうなのでしょうか？
回答としては「人体に危険な農薬もある程度ある」ということです。
私たちが食事をしてすぐに「体調が悪い」といった状況にはなりませんが、食べ続けることで確実に悪い方向に行きそうな状況は考えられます。
とくに気をつけたいのが「ネオニコチノイド」系の農薬です。
ネオニコチノイド系農薬とは、文字通りタバコに含まれる猛毒「ニコチン」をモデルに作られた殺虫剤で、想像のとおりかなりの確率で虫などの対策には役立ちます。
世界中のミツバチは今かなり危機にさらされています。
というのもこのネオニコチノイド系の農薬により、4分の1にまで激減するほど追い込まれてしまったからです。
一番作用する場所は脳で巣に帰れなくなり、震えやけいれん、麻痺をおこしてやがて死に至るそうです。
虫と私たちの脳は似たような構造をしていますから、一概にミツバチだけの問題ではありません。
ネオ二コチノイド系の農薬がいったん体内に入ると、消化管、肺から吸収され様々な症状を引き起こす可能性があります。以下はその主な症状です。
・脳を刺激し記憶障害、気分障害（抑うつ、焦燥感）、睡眠障害などを引き起こす可能性
・脳、自律神経節に作用して、瞳孔機能異常、腹痛、便秘、下痢などを引き起こす可能性
・神経筋接合部に作用して、ふるえ、筋肉痛、皮膚湿疹、咳、息苦しさを起こす可能性
さまざまな農薬はあるものの、やはり一番心配なのは脳への作用です。
このような不安を払しょくする為にもやはり定期的にデトックスを行ってみるのをお勧めします。
自然界の動物も活性炭をとる
チャコール（活性炭）はその見かけとは違い、食べても安全ですし、味もいたってシンプル。
通常の炭と違い、マツなどの木竹やヤシ殻・クルミ殻などを約1000℃の高温で焼かれると活性炭が出来上がります。
自然界では、例えば山火事や落雷が来ると、その炭を求めて動物たちが集まるといいます。彼らは焼け跡に残った炭を食べに来るのです。
研究の結果かからも動物達が炭を食べるのは、毒素を吸着する薬理作用があるという事がわかっています。
私たちの生活は動物に比べて加工品も多いですし、さらなるデトックスが必要です。
そこでこのチャコール（活性炭）が有効になってきます。
デトックス効果で期待できる体質改善
活性化された炭は、細孔（さいこう）と呼ばれる無数の穴ができます。
この小さな細孔が毒素や脂質を吸着させるため、高いデトックス効果やダイエットが期待できます。
その主な内容は以下の通りです。
１．ノロウイルスなど感染症への働きかけ
チャコールはノロウイルスやコレラなどの感染症にかかった時にも有効で、食事後少し気持ちが悪くなった場合、チャコールを即座にとると解消されるケースもあります。
なぜならチャコールの細孔が毒素を吸着し体内に蓄積された毒素が取り除いてくれるからです。
２．体内における内臓などのサポート
私たちが知らずに取り込んでしまう食品添加物をはじめ、ネオニコチノイド系の残留農薬、有害なミネラルなどは肝臓をはじめとする臓器の負担になっていきます。
チャコールを摂取すると、デトックスをサポートし毒素を排出の役割も助けてくれることになりますから、弱っている肝臓などにもうれしい食品といえるでしょう。
これにより本来の機能である糖代謝や脂質代謝といった代謝活動がスムーズに行えます。脂肪を分解・燃焼しやすい身体作りにも期待がもて、便秘知らずやすっきりとしたボディも目指せます。
３．内臓を活性化することでスリムボディも！
チャコールによりデトックスが活性化し、体内の状態も良くなると必然的に今まで働きづめだった肝臓が正しい機能を果たしはじめたり胃や腸内環境が改善してきたりします。
体内の影響は見た目にも表れます。肌がイキイキと再生かされ、肌の生まれ変わりである、ターンオーバーのサイクルもよくなり。また体内活性により燃焼しやすい体づくり。つまり「太りにくい」体質に変わります。
おすすめのチャコール商品一覧
チャコールがもたらす様々なメリットをご紹介してきました。
チャコールの粒子は細かいため、直接口に入れると洋服などについてしまうおそれもあります。
その為カプセルやドリンクタイプなどになっている商品が主流となっています。
そこで、ここでは注目したいチャコール商品をピックアップしてみました。
ダイエット目的や体内環境を整えるにはおすすめ。
胆汁酸吸着などに優れた「ヤシ殻活性炭」抜群のデトックス力を備えた「伊那赤松妙炭」2つの活性炭をカプセルにしています。
伊那赤松妙炭は動画でもわかる通り、油をグングン吸収してくれるので、ダイエット効果も期待できますね。
体内を元気にし、ダイエット効果も狙いたい人にはおすすめのチャコールといえるでしょう。
● ディープクリアブラック（アムリターラ）
長野県伊那地方赤松と、スリランカ産ヤシ殻を特殊製法で焼いたうえ、リモナイトの粉末なども混ぜられています。
不規則な食生活の方や加工品の摂取が多い方におすすめしたいチャコール。
小さなカプセルに高品質のチャコールが詰まっていて、手軽にデトックスやダイエットが期待できます。
おわりに
ヨーロッパから日本に渡航する際、渡航者は「野菜に気を付けるよう」注意勧告をされる状態です。
外食で皿に盛られる料理などは確かに見た目は綺麗ですが、どんな野菜や肉を口にしているか、今一度考えてみた方がいいでしょう。
日本に暮らすうえで私たちはデトックス生活が欠かせない事を自覚しつつ、その対策ひとつにチャコール（活性炭）を効果的に使ってみてくださいね。
