フルーツのなかでもベリー類はタルトやスムージーのなかによく使用されている人気のフルーツですが、このベリー類のなかにもスーパーフードが含まれているのをご存知でしょうか。
さっそく、ベリー類に隠された効果や栄養素についてご紹介していきたいと思います。
ベリー類の一覧について
独特な酸味と甘みがあるベリー類は世界中から愛されるフルーツです。
とくにアサイーベリー、コジベリーはスーパーフードとして愛されていて注目が集まっています。
それ以外のベリー類もたくさんの栄養素がつまったものが多くありますが、主要なベリー類の一部をピックアップしてみました。
・アサイーベリー
・ブルーベリー
・コジベリー(クコ)
・ラズベリー
・いちご
・ブラックベリー
・チェリー(さくらんぼ)
いかがでしょうか? いずれもあなたの食卓でよく見かけるものばかりですね。
このようなフルーツをとることで、細胞活性化につながるのはとても素晴らしいこと。では一体どんな効能が秘められているのでしょうか。
色じたいがもつ抗酸化作用
ベリー類に共通しているのは、あの新鮮な赤や青といった色味でしょう。どの商品をみてもビビットな色合いで私たちを惹きつけますね。
じつは、この色じたいがすでに「すばらしい栄養素を秘めている」メッセージでもあります。
たとえばニンジンがもつオレンジ。
あれはβカロチンが持つ特有の色素ですが、ベリー類の赤やブルーはアントシアニンなどの抗酸化物質です。
ベリー類はすべてこの抗酸化物質がたっぷりと含まれていると考えて間違いないでしょう。
アントシアニンに期待できるポイント
その1.視力改善への働きかけ
ブルーベリー類に多く含まれるアントシアニンですが、これは目の網膜にある紫色の色素であるロドプシンに働きかけることが期待できるといわれています。
長時間目を酷使し続けるとロドプシンは減少していくのですが、ベリーなどに多く含まれるアントシアニンには、ロドプシンの再合成を促進しつづける作用が期待できるからです。
ほかにも眼精疲労や、視力への働きがあるとされています。
その2.コラーゲンを安定させる作用
潤いのある肌を保つのにコラーゲンは欠かせませんが、アントシアニンはこの大切なコラーゲンの合成を促進する期待ができます。
さらに、傷ついたお肌の回復を早めるサポートなどもしてくれます。
その3.糖尿病性網膜症の予防など
糖尿病により引き起こされる毛細血管のトラブルによる網膜剥離などににアントシアニンは有効だといわれています。
これはアントシアニンの一種、デルフィニジンが毛細血管のトラブルを正常化する高い効果があるといわれているからです。
ちなみにどのフルーツにも抗酸化物質は期待できますが、群をぬいてベリー類が勝っています。できるだけ黒々と見えるくらいの色の深いものがおすすめです。
ベリー類の取り方
スーパーなどに行くとたくさんのベリー類にお目にかかれます。
とくにブルーベリーやイチゴなどはもうすっかりお馴染みですね。
食べ方はフレッシュな状態で食べるのが一番ですが、タルトなどに含まれるものや、スムージーに入っているものなど、お気に入りの方法で定期的に取るのがいいでしょう。
毎日の献立と考えながら、色々なベリー類を楽しんでみてください。
ベリー類にかかる農薬について
米国の環境保護団体の発表によりますと、フルーツや果物における残留農薬の1位はイチゴでした。
さらに日本では、ネオニコチノイド系の農薬などが緩和され、世界でもトップクラスの「農薬大国」になっています。
とくにフルーツの場合、農薬などの危険性は高いため回避方法は考えたほうがいいでしょう。
フルーツをとる場合には、水でしっかりとよく洗うことは基本とすることをお勧めします。とくに1:9の塩水は農薬をよく落とすといわれていますから、しっかり落したい場合には塩を一つまみ入れておくのもお勧めです。
さらに、お子さんや家族の口に絶対農薬は入れたくないとお考えなら、例えばフルッタフルッタなどの、アマゾンからの無農薬ベリーをジュース化し販売している商品などを購入してみるのもよいでしょう。
この場合にはオーガニックなドライフルーツやジュースなどで摂取することをお勧めします。
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おわりに
アントシアニンのブルーはただ色だけではなく、私たちの細胞活性化に役立つうれしい成分がたっぷりと含まれています。
しかも味も最高!1日の合間にジュースなどで一息つくとなんだかうれしい気持ちになりますよね。
岡山はいまスモモの季節ですが、家の近所では赤く熟したスモモがが売られていました。さっそくコジベリーと一緒にいただきつつブログを書いていたりします。
明日の健康を考えて、ぜひ積極的にベリー類をとっていきたい今日この頃。あなたはいかがでしょうか?