インスタ映えすることで人気となっているバタフライピー(チョウマメ)。
実はこの青い色のハーブティーが密かにブームになっているのをご存知でしょうか?
お茶以外でも鮮やかな青が印象に残ります。実はこのバタフライピーにも、スーパーフードに負けない、私たちにうれしい成分が含まれています。
ここでは、このバタフライピーに含まれる成分や、期待できることについてご紹介しています。
バタフライピーって何?
バタフライピーは別名(チョウマメ)と呼ばれ、マメ科の植物のことをいいます。
青色の大きな花びらを持つことからそう呼ばれるようになりました。
日本ではあまり見かけませんが、熱いタイなどの国では野草としてみることができ、最大2インチの長さである1から3つの立派な紫色の花びらを持っていることから「バタフライ」と命名されていて、タイでは「アンチャン」と呼ばれています。
さて、暑い国であるタイでは古くからハーブティーはよく飲まれていますが、このバタフライピーは若い女性に人気があり、どうやらその成分のご利益を期待する人が多いようです。
アントシアニンが豊富
さてその成分ですが、何といっても注目なのが豊富な「アントシアニン」。
実はこの青い成分は赤ワインやブルーベリーにも含まれているものと同じ、ポリフェノールのひとつ。
ご存知の方も多いかと思いますが、アントシアニンはアンチエイジングをはじめとする細胞活性化に役立つ成分がたっぷり、その主な項目は次の3つです。
1.視力への期待
アントシアニンの抗酸化物質が含は、緑内障をはじめ、かすみ目や網膜の損傷、スマホで疲れた目を癒し目の毛細血管への血流を増加させます。
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2.美肌作り、アンチエイジング
アントシアニンはコラーゲンとエラスチンの合成を促すため、肌の若返りやしわなどの老化の兆候の軽減をする作用が期待できます。これにコラーゲン生成をするビタミンCをプラスすれば最強のアンチエイジングです!
3.抗炎症作用、抗潰瘍作用
アントシアニンには血行を高め、ガンなどにおける粘膜の欠損を埋める抗潰瘍作用があるとされています。さらに炎症を押さえる効果も期待が持て、血管の保護・強化などにも働きかけます。
アントシアニンはベリー類などにも豊富に含まれる成分です。とくに目を酷使しがちな私たちにとっては救世主といえる成分でしょう。
バタフライピーティーの飲み方
トレンドとなっているタイでは、若い女性を中心にハーブティーとしてこのバタフライピーを飲むことが主流になっています。
実際のお味ですが、若干の酸味があり冬というよりは夏に飲みたいかな? とも思えます。ですが後味も良く、スッキリとしています。
冬にはホットティーの代替えとしてもよさそうです。
妊娠中の場合は飲んでも大丈夫?
バタフライピーティーには子宮の収縮作用があるので、妊娠中や生理中の方は飲まないほうがいいでしょう。
またベビ待ちの状態であれば問題はありません。
ですが、お医者様に通われている場合は相談してみることをおすすめします。
バタフライピーティーの選び方について
バタフライピーティーは全国で販売されていますが、お茶は農薬などの影響を多く受けますので、ぜひ有機栽培であるものを選びましょう。
可能であれば完全無農薬のバタフライピーであり、原産国として知られるタイ産のもの、さらにオーガニックな商品を取り扱う専門店での購入であればより安心。家族全員に進めることができるでしょう。
また、レモンやライムなどを入れるとビタミンCの相乗効果が出ることは述べましたが、色も赤紫に変化して、見た目よし、味よし、体によしと、三拍子のドリンクになります。
タイでの人気店
こちらは余談でっすが、タイにはおしゃれなカフェがたくさんあり、店内に入ると若い女性をはじめ、それぞれが寛ぎながらバタフライピーティーを楽しんでいます。
とくにワットポーの近くにある「Blue Whale Maharaj」(Maha Rat Rd Khwaeng Phra Borom Maha Ratchawang) などでも、美味しくてスタイリッシュなバタフライピーティーを楽しめます。
もし旅先で近くを通られた場合には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おわりに
夏に氷を入れたグラスにバタフライピーティーを入れて飲むと、見た目にも涼しく体にも優しいハーブティーの出来上がり!
ストックしておけば気軽にアントシアニンもとれ、一石二鳥ですね。
作り置きしても成分はそのままなので、ぜひ夏バテ対策などにも有効活用してみてください。