アンチエイジング

アサイーの優れた抗酸化力と鉄分、アサイーボウルの作り方など

南アメリカの熱帯雨林に生息するアサイーは、日本でも人気のスーパーフードです。

ブドウによく似ており種子は果実の約80パーセントを占めますが、残りの20パーセントである果肉と皮にたくさんのビタミンや他の栄養素を含んでいるのが特徴です。

ここでは、スーパーフードのアサイーに含まれる栄養素やレシピなどを取り上げてみたいと思います。

スーパーフードのアサイーとは?

アサイベリーですが、じつはヤシの木の実の一種です。実際のココナツと比較して果実の形や大きさがずいぶん違いますので、意外かもしれません。

生でのアサイーの輸入は禁止されており、日本で見かけることはできませんが、アサイーの入ったスムージーなどはすでにお馴染み。

このアサイーは優れた抗酸化力、アンチエイジングへの期待ができるスーパーフードです。

アントシアニンはブルーベリーの約18倍も含まれていて、食物繊維はごぼうの約3倍、またミネラルも豊富です。

アルツハイマー病やパーキンソン病などの加齢による疾患は治療法無いといわれていますが。

こういった果実に含まれる抗酸化物質や抗炎症性ポリフェノール化合物を多く含む果実がリスクを減らすことは研究により示唆されています。

アサイーに含まれる栄養素

さて、実際の果実に含まれる栄養素についてまとめてみましょう。

酸化防止力・・・とくに目にも良いとされるアントシアニンはブルーベリーの約18倍。

抗酸化力を示すORAC値はブルーベーリーの2倍以上が含まれています。これらが免疫システムを構築し、フリーラジカルからの損傷から細胞を保護し助けることができると期待されます。

ご存知の方も多いかと思いますが、ストレスや加齢などでフリーラジカルの損傷は大きくなっていきます。フリーラジカルからの損傷から細胞を保護するためには、アサイーのような果物をとるのが有効といえるでしょう。

ポリフェノール・・・アサイーにはポリフェノールが豊富です。あなたの血糖値を安定に保つのを助けるほか、動脈硬化の原因とされるLDLコレステロールの酸化を防ぐことなどにも有効とされています。

豊富なオメガ3脂肪酸・・・十分なオメガ3脂肪酸を得るのに、スーパーフードであるアサイーベリーを摂取するのもおススメです。オメガ3脂肪酸は心臓などの健康維持には大切な冠状動脈性心臓病のリスクを下げ、体内のコレステロール値を改善します。

カルシウム・・・アサイーには牛乳の3倍のカルシウムが含まれています。ご存知の通り、カルシウムは骨や、心臓、筋肉、そして神経を強く健康に保ちます。

鉄分・・・アサイーが一番気になるのが、ずばりこの鉄分でしょう。ほうれん草の2倍で、亜鉛や銅なども含むからです。

赤血球に含まれるヘモグロビンは体中に酸素を供給する働きを担っていますが、鉄分はヘモグロビンの構成成分となるため、必要な要素です。

鉄分が不足することから発生する「鉄性欠乏貧血」は主に30~40歳代の女性に多いといわれています。

アサイーは. 1粒あたり5パーセントほどしかない皮や果実にこの鉄分が豊富に含まれていることから、貧血防止にも役立つと言われています。

関節炎・・・すべての果実は、症状を緩和するのを助けることができる抗炎症効果のアントシアニンが入っています。

そのほかにもオレイン酸や良質のアミノ酸、ビタミンB群も豊富。まさにフルーツの王様です。

オーガニックな高品質のアサイーはこちら

 

おすすめ!アサイーボウルの作り方

アサイベリーの取り方ですが、スムージーなどにしてとるのが一般的ですが、夏の朝にぴったりなアサイーボウルにもチャレンジしてみたいですね。

ここでは簡単にアサイーボウルをつくれるレシピを紹介したいと思います。

材料 (1人分)
・アサイー(フローズン)1袋(100㌘)
・バナナ1本
・豆乳 又は 牛乳100㏄
・グラノーラ適量
・フローズンミックスベリー適量
※はちみつやアカベシロップを お好みで。

A:バナナ半分に豆乳をミキサーに入れて、しばらく混ぜます。

B:バナナと豆乳が混ざったら、アサイーを割り入れてさらにミキサーにかけます。

C:スムージー状になったらボウルにうつし、グラノーラとミックスベリー、薄切りにしたバナナを綺麗にトッピングして完成です。

注意:グラノーラの種類や量、バナナの熟成具合でかなりお味が変わります。

まとめ

アサイーはジュースでも手軽にとることができるので、身近なスーパーフードのひとつといえます。

とくに貧血が気になる女性や、アスリートは日ごろからアサイーを摂取しておくと体調もかなり変わってくるかと思います。

ぜひ日常の鉄分接種にアサイーをお試しくださいね。