スーパーフード

【ちょい足しが効く】ココナッツオイルを食卓に取り入れるメリットとは?

海外輸入品ショップをはじめ、スーパーなどでもすでに一般的に陳列されるようになったココナッツオイル

大小さまざまな種類 があり、使い勝手もよくなりましたよね。

でも、実際どのようにして取るのが良いのでしょう?

とくによく聞くのが「大きな瓶を購入したけど、冷蔵庫に入れたら固まってそのまま放置」というケース。

たしかに保存はききますが、せっかく買ったのでしたら使わない手はありません。

そこで、ここではスーパーフードであるココナッツオイルの「ちょい足し」のテクニックやアドバイスをしてみたいと思います。

あらためてココナッツオイルのおさらい

南の島などに生息するココナッツはヤシの実の一種です。

スリランカやタイ、フィリピンなどに生息していて、「捨てるところがない」といわれるほど使い勝手に幅があり、食用はもちろん工業用などにも使われています。

ココナッツからとれるオイルがココナッツオイルですが、このオイルには中鎖脂肪酸や飽和脂肪酸がたっぷりと含まれています。

とくにこの中鎖脂肪酸は分子量がとても小さいため、肝臓へもそのまま吸収し「ケトン体」に変化します。

このケトン体によるさまざまな作用が私たちの細胞活性化に役立つといわれています。

ココナッツオイルに期待できること

その1.認知症などへの働きかけ

 

アメリカのメアリー・T・ニューポート医師の体験から「アルツハイマー型認知症」にこのココナッツオイルが役立つと発表されたのが、最初のきっかけです。

医師によりますと彼女の夫が認知症を患い、ある製薬成分である中鎖脂肪酸がココナツオイルと同じであると気づきました。

そこでオートミールなどにココナツオイルを加えて食事をさせたところ、認知機能のテストであるMMSEのスコアに改善が見られ、表情や会話などにも変化がみられたとのこと

すべての方に同じ効果があるとは一概に言い切れませんが、

認知症のうちアルツハイマー型認知症に、このような改善がみられたのは期待が持てる結果といえるでしょう。

その2.細胞の老化を防ぐ

スーパーフードのココナッツオイルは細胞の老化を低下させ、細胞活性化に期待できます。

カリフォルニア州立大学の研究によると「ケトン体の一種であるℬ-ヒドロキシ酪酸が細胞を刺激し老化へとうながす活性酸素を無害化させる。」という研究発表が出たそうです。

活性酸素は体の中にあるコレステロールを過酸化物質に変える、つまり「老化を促進」させるもの。

ですから、これらを除去してくれるスーパーフードのココナッツオイルは、老化予防にも一役買うということになります。

その3.便秘予防やダイエットにも

ココナッツオイルにたっぷりと含まれる中鎖脂肪酸は消化吸収が早く、カロリーも低いためすぐに消化されます。

中性脂肪も減りますので血中のコレステロールも改善され、動脈硬化の予防などにもつながります。

またお通じにもココナッツオイルは有効とされてい「ちょい足し」をするようになってから、便秘が改善された、という声もよく聞きます。

その4.三大生活習慣病予防にも

私たちがかかりやすい病気のうち、「がん」「心臓病」「脳卒中」は三大生活習慣病と呼ばれています。

かかる割合も高く、しかも死亡率が高いのが特徴ですが、ココナッツオイルがこれらの予防に役立つといわれています。

先にお伝えしたように、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸や飽和脂肪酸はコレステロールを減らし、血中をサラサラの血に変えることにつながります。

またケトン対の持つ作用は、これら三大生活習慣病を予防する上でも有効な成分です。

とくにガンは老化にもかかわりがある病気です。若々しさのキープを実践するということは、ガンの予防にもつながってくるわけです。

食生活にココナッツオイルを「ちょい足し」する

ココナッツオイルをご存知の方ならもうお馴染みかと思いますが、甘い風味があり、食事に一さじ加えるだけで味わいも豊かになります。

日本食はもちろん、カレーや中華料理などにもよく合います。

そしてココナッツオイルのは、以下のような方法で気軽に「ちょい足し」が可能です。

≪カンタンに「ちょい足し」できる一例≫

 

・ドレッシングに「ちょい足し」

・ドリンクに「ちょい足し」

・調理にメニューに「ちょい足し」

 

≪定番メニューの「ちょい足し」具体例≫

・ほうれん草の胡麻和えに

・オムレツなどの卵料理に

・味噌汁、ポタージュなどのスープに

・朝のコーヒーに

・ヨーグルトやシリアルなどの朝食メニューに

炒め物にもココナッツオイルは有効

夕食の一品として炒め物をする場合、最後の仕上げにココナッツオイルを入れましょう。風味も増しますし、生活習慣病の予防にもつながります。

ココナッツオイルは肉はもちろん、魚などにもよく合います。ムニエルやさばの味噌煮などにも「ちょい足し」を実践してみましょう。

おわりに

ココナッツオイルなどのスーパーフードは「サプリメント」ではありませんから、毎日の食卓で大活躍することが期待できますし、副作用の心配もありません。

「まだ自分は大丈夫」と思いがちですが、つい飲みの誘いが続いたりした後の、健康診断の結果が気になる場合もありますよね。

個人的にココナッツオイルはマヨネーズやケチャップ同様、食卓に欠かせない調味料のひとつとして重宝しています。

そんな時のためにもスーパーフードがおすすめ。ココナッツオイルを楽しく摂取してみてくださいね。

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