当サイトでは南米のスーパーフードで主に粉末となったサプリメントを推奨してきました。
ですが、最近のアマゾンの火災や、新型コロナウイルスなどの状況によっては輸入制限がかかる可能性があります。
そこで、国内産でもよさそうなものが無いかと探していたところ「シークヮーサー」に目が留まりました。
ご存じない方も多いかもしれませんが、シークヮーサー とは、ミカン科の常緑低木、柑橘類のことで主に沖縄や台湾などに生息しています。
豊富なビタミン群に加え、最近注目されているのが「ノビレチン」という成分です。
また他にも細胞の活性化に役立つ素晴らしい栄養素を持つことが分かっています。
そこで国内でお勧めできるスーパーフードのシークヮーサーについて。
おすすめの栄養素などについて、ここではご紹介したいと思います。
シークヮーサーの栄養は主に5つ
沖縄や台湾など、温暖な土地で育つシークヮーサーは、素晴らしい栄養素を持つスーパーフードとして注目を集めています。
シークヮーサーは緑色をした一見ライムのような果物で、昔から沖縄では食べられてきたミカン科の果実です。
日本で一番多く生産されている場所としては、沖縄本島の北部「大宜味村(おおぎみそん)」で栽培されています。
「シークヮーサー」の名前の由来ですが、「シー」は沖縄県の方言「酸っぱい」、「クワーサー」は「食べさせる」という意味を持っていて、温暖な気候の下、すくすくと育つシークヮーサーは主に沖縄や台湾で育ちます。
果皮はミカンと似ていますが、ミカンと違い青い時期に青切りで収穫することが一般的のようです。
この「シークヮーサー」ですが、以下のような成分が含まれています。
・ビタミンC
・ノビレチン
・ヘスペリジン
・リモネン
・ビタミンP
さっそくひとつずつ見ていきましょう。
シークヮーサーはビタミンCが豊富
ビタミンCといえば、なんといっても美肌美白、肌荒れ防止などに欠かせない栄養成分ですね。
さらにビタミンCは老化を進行させる原因になる喫煙や精神的ストレスには欠かせません。
残念ながら、体内でビタミンCを生成する事ができない私たち人間は、美容はもちろんストレス回避のためにも、日ごろからビタミンCの摂取はせっせと続けないといけません。
美肌をキープすることでも欠かせない成分であり、シミそばかす・コラーゲンの生成や維持・疲労回復など幅広い効能があります。
ビタミンCは壊れやすい性質ですが、このスーパーフードで注目したいのが
後でご紹介するヘスペリジンの作用がサポートしてくれるため、ビタミンCの効力が失われない点があります。
じつはヘスペリジンとビタミンCは相性が抜群であり、効果的に美肌への期待や疲労を回復することができます。
加えて非常に強力な抗酸化物質であることから、強い皮膚や粘膜を保つことで美肌効果や動脈硬化を予防する効果があり、またウィルス感染の予防などに役立ちます。
シークヮーサーは、この2大栄養素を持っているというのが大きな特徴です。
「ノビレチン」は高血圧・がん抑制に期待
いまシークヮーサーの最も注目されている成分の一つが、「ノビレチン」というものです。
これはラボノイドの一種であり、最近の研究により血糖値の上昇や高血圧を抑える効果が発見されています。
がんに対しての抑制効果が期待されることから、さらに注目される成分のひとつであり
他のみかん系の果実と比べても、シークヮーサーのノビレチンは10倍も含まれていますから、いかにこの成分が高いかがお分かりになるでしょう。
シークヮーサーの皮には多くのノビレチンが含まれているため、ジュースなどでとる場合には、皮ごと果汁と一緒に絞るとより効果が期待できます。
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さらにノビレチンに期待できることとしては、以下のようなことがあります。
・基礎代謝アップ
・脂質代謝を正常化したり
・血糖値および血圧の上昇をコントロール
・血液中の中性脂肪を分解してくれる
もしあなたがダイエット中で体内脂肪を効率的に燃やしたい場合にも、シークヮーサーは役立ってくれることでしょう。
シークヮーサーは豊富なクエン酸がたっぷり
シークヮーサーにはクエン酸がたっぷりと入っていて、梅干しの約1.6倍、レモンの約22倍といわれています。
ご存じのとおり、クエン酸は疲れ物質を取り除く作用が期待できるため、仕事や家事で疲れた時には積極的に摂取したい成分のひとつです。
ヘスペリジン(ビタミンP)が毛細血管を強化する
ふだんなかなか聞きなれませんが、シークヮーサーにはヘスペリジン(ビタミンP)という成分が豊富に含まれています。
このへスぺリジン(ビタミンP)とはポリフェノールの一種で、特に血管力を高め、元気と活力を維持する働きなどをサポートします。
またヘスペリジン(ビタミンP)はビタミンCとの相性が抜群で、血管を守る力を持つビタミンCが含まれるシークヮーサーをとることで、毛細血管を強くしてくれたりする作用が期待できます。
がん抑制をする「リモネン」が含まれる
シークヮーサーには、がん抑制に効果的なファイトケミカルの一種「リモネン」も含まれています。
リモネンをはじめとしたファイトケミカル全般にいえることですが、体の免疫細胞を活性化して、菌やウイルスが外部から侵入するのを防いでくれる作用があります。
そのためがんに対しての作用や風邪・インフルエンザへの予防などにも期待ができるというわけです。
また、リモネンは特徴的な香りを放つため、神経興奮の鎮静化や安眠効果、さらにはストレスなどの軽減にも期待が持てるといわれています。
とくに今年は風邪やインフルエンザなどウイルスに対しての防御策が必要なため、
シークヮーサーを積極的にとって免疫細胞を活性化させておくのがよいでしょう。
まとめ
ふだんの生活で柑橘類をたっぷりと摂取しておくこともおすすめですが、「基礎代謝力」をさらに強化してくれるシークヮーサーもぜひ注目しておきたいですね。
季節によっては果実が手に入らない事もありますし、地域によっても入手が難しい場合もありますが、そんな時は、加工されたジュースやサプリメントで摂取するとよいでしょう。
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ウイルスが活性化する冬から春にかけては、
とくに免疫力をあげておくことが大切。
ぜひ、シークヮーサーもお試しになってみることをおすすめします(^^♪