日本では年末になると、さまざまな食料品に加え、お酒。
とくにワインなどのセールが始まります。
ワインはあなたのご存知の通り、世界中で親しまれる気軽なアルコールのひとつ。
日本でもビールの後にワイン、またはランチタイムでもワインを楽しむことが多いですね。
じつは世界中のワイン生産地では大量に化学薬品が最近まで使われており、ひどく汚染されたブドウを使ってのワイン生産が盛んでした。
有名な「コンシューマ・リポート」などの公益団体によると、汚染されやすい食品のひとつに「ブドウ」がとりあげられています。
赤ワインは、ポリフェノールが豊富で肥満や心血管疾患のリスクの低下など、多くの健康上の改善に関連しています。
ですが、ほとんど場合ワインには非天然酵母や防腐剤、食用色素、残留農薬などが含まれていて、せっかくのポリフェノールの恩恵よりも逆に細胞活性化をダウンさせてしまう要素が高いです。
現在はオーガニックに注目が集まってきており、徐々にですがオーガニックワインも主流となりつつあります。
そして、可能であれば私たちはオーガニックなワインを選んだほうがよさそうです。
そこで、ここではオーガニックワインを取るべき理由をピックアップしてみました。
1.ワインには.亜硫酸塩が多く含まれている
亜硫酸塩は、ワインを保存し腐敗を防ぐための安定剤として使用されています。
亜硫酸塩は発酵中に生成され、細菌や他の微生物を減らすのに役立つ多くの硫黄化合物、特に二酸化硫黄(SO2)を表します。
亜硫酸塩は、食べ物や飲み物の賞味期限を延ばすため、ドライフルーツやクラッカー、ビール、ジュース、ポテトチップスなど、多くの加工食品に含まれていますが、ワインもその一つです。
ワインにこれらの添加物が使用されているのは驚きですが、残念ながら現在、流通する殆どのワインには亜硫酸塩が添加されています。
表示の確認としては、ワインの裏面のラベルに、酸化防止剤(亜硫酸塩)と記載されているので、そこで確認がとれます。
環境などに詳しいのでしたら、ご存知かもしれませんが、この成分は硫黄が燃える時に発生する二酸化硫黄(SO2)と同じものです。
≪接種で懸念される症状≫
・頭痛や吐き気などの二日酔いのような症状
・亜硫酸塩過敏症の症状
(呼吸困難および喘鳴(喘息症状)、うずき、腫れ、悪心、嘔吐、頭痛、かゆみ、発疹など)
ちなみに 「亜硫酸塩フリー」と表示されているワインは、亜硫酸塩のレベルが非常に低く、10 mg / L以下のワインとなり、購入の目安になります。
2.二炭酸ジメチルを使用して作られる
二炭酸ジメチルは、細菌の制御剤として機能する非常に有毒な化学物質です。
「食品と開発」のHPによりますと、新規指定に向け殺菌料「二炭酸ジメチル」の安全性を問題ないと評価。
大規模なワインセラーで見られる最も一般的なタイプの細菌汚染を処理するために、発酵プロセス中にこの化学物質が追加されています。
商業用ワインの生産では、二炭酸ジメチルはほとんどの場合、合法的に使用される化学物質であるため、時々オーガニックで作られた場合でも使用されます。
しかしながら、人間が大量の二炭酸ジメチル にさらされた場合、以下のような健康的被害もあることは記憶にとどめておいたほうが良いようです。
・呼吸困難
・咳
・潰瘍
・皮膚発疹
・永久的な眼の損傷など
3.過剰な砂糖が追加されている
ブドウには天然の砂糖が含まれていますが、一部のワインメーカーはワインの味をさらに改善するために砂糖を追加することを選択している場合が多いです。
これは追加のカロリーを追加し、肥満をはじめ、炎症の増加など、より多くの量を消費する可能性のある他の問題に寄与する可能性があります。
4.添加物が含まれている
どの加工食品もそうですが、一部のワインに染料が追加されていたり、甘味を強める、酸味の低減、発酵の促進に使用される添加物などが含まれています。
オーガニックワインでは、色あいや口当たりを改善するための染料やその他の合成添加物が含まれることはめったにありませんので、安心して飲むことができます。
5.マイコトキシンとカビが含まれている場合がある
真菌やキノコや酵母などのカビによって生成される有毒化合物・マイコトキシンは、コーヒー豆、一部の穀物、ピーナッツ、そしてもちろんワインなどの特定の食品に含まれています。
またカビは時々ブドウの実に生えて、そのままワインになります。
マイコトキシンおよびカビは、赤ワインでより一般的には湿度の高い地域で作られた産地ではよく見かけることがありますので、注意が必要です。
これらを含む製品を消費すると、アレルギーや呼吸器の炎症に関連する反応を引き起こす可能性があります。
補足:輸入ワインにおけるネオニコチド農薬
輸入先によってはネオニコチド系農薬の残留が残っているワインもあります。
気になる場合には、どの製品が入っているかをあらかじめチェックしてみるとよいでしょう。
同センターでは「有機栽培ワインからは、今回検査対象にした農薬成分の検出は認められませんでした。」という報告もあります。
やはり調査結果は細胞活性化の指標となりますので、ぜひチェックをお勧めします!
おわりに
チンパンジー研究の第一人者、そしてベジタリアンで知られるジェーン・グドール氏の著書によると、フランスのブドウ園で作られるロバート・イーデンの「ゴリラ」は、100パーセント有機農法で作られた素晴らしいオーガニックワインのようですね。
また一部メーカーでも「オーガニックワイン」にこだわりをもって販売しているので、知り合いがいた場合、ぜひチェックしてみるといいでしょう。
せっかくのワインですから、飲んだ後に二日酔いか化学薬品のせいかがわからず体調を壊すのはよくありません。
できればアルコールも安全な、そして細胞活性化につながるものを積極的に選んでいきましょう(^^♪