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【大腸炎にもおすすめ!】いちじくはミネラルや食物繊維が豊富!

2020年8月28日、日本の安倍首相が辞意を表明されました。

以前より持病の潰瘍性大腸炎が再発された、ということです。

安倍首相だけにかかわらず、最近では胃腸などの症状に不快を訴える方が多いですね。

じつは日本でもよく知られるイチジクには、優れた栄養素が含まれており、古くから医療にも用いられてきました。

そして、このような胃腸などの不調にもこの果実は役に立ってくれそうです。

そこで今回の記事では、大腸炎にもおすすめのイチジクの栄養素について紹介していきます。

イチジクは天然糖質やミネラルの宝庫

クワ科の一部であるイチジクですが、甘い味覚と柔らかい果肉が特徴です。あなたもすでにご存じですね。

スーパーなどにいくとドライフルーツもよく見かけると思います。

これはイチジクが比較的傷みやすいことから、乾燥させる習慣が多くドライフルーツとして重宝されています。

ドライフルーツも栄養素の宝庫ですが、まずは生のイチジクの栄養素をみていきましょう。

40gのイチジクに入る栄養素
  • 食物繊維
  • マグネシウム
  • カリウム
  • リボフラビン
  • チアミン
  • ビタミンB6
  • ビタミンK

新鮮なイチジクには、これだけの栄養素が含まれていて、とくに銅とビタミンB6が豊富です。

銅は代謝やエネルギー生産、血球をつくる、神経伝達物質の形成など、私たちの細胞活性化になくてはならない大切な役割を果たしています。

またビタミンB6はあなたの身体にある食物たんぱく質を分解し、新しいたんぱく質を生み出すサポートをするためにも欠かせないビタミンです。

これらの栄養素が、どのように私たちの体に役立っているのかさらに見ていきましょう!

イチジクは大腸炎などの改善をサポートする

イチジクは長い歴史のなかでも便秘のような消化器系に問題がある場合、大替治療としても使用されてきました。

理由として食物繊維が豊富に含まれているため、腸内に存在する健康な細菌の食物源(プレバイオティクス)として機能し、消化の健康を促進してくれるためです。

ある研究によりますと、イチジク果実の抽出物またはペーストは消化器官を通過する食物の動きを速め、便秘を解消し、潰瘍性大腸炎などの消化器疾患の症状を改善することがわかっています。

また過敏性腸症候群の人を対象とした県境では、1日2回、約4個のイチジクを摂取した人から、痛みや膨満感、便秘などの症状が大幅に改善したという報告もあります。

もしあなたがこれらの症状があった場合、胃腸を休めることはもちろんですが、イチジクを摂取することで改善する可能性があります。

イチジクは血管と心臓をサポートする

イチジクは血圧と血中脂肪レベルを改善し、血管の健康や心臓病のリスクを軽減するのにも役立つといわれています。

ある実験によりますと、イチジク抽出物は血圧レベルが上がったラットの血圧を低下させたという報告もあり、さらにイチジクの葉を使って抽出物の研究では、総コレステロール、善玉コレステロールなどの改善傾向も示された報告があります。

ただしこれらの研究はまだ道半ばであり、イチジクと心臓の関係について理解するにはより多くの研究が必要です。

イチジクは血糖値の管理にも役立つ

1型糖尿病患者を対象とした研究によると、朝食にイチジクの茶葉をつかったお茶を引用すると、インスリンの必要性が減少した結果が報告されています。

これは、イチジクの葉には果実同様、カルシウムと鉄分が多く含まれていて,免疫 機能の補助や疲労回復に小腸の投球集を遅らせるデオキシノジリマイシンも含まれているためとされています。

ただし飲み方や体質などによっても結果は変わりますので、イチジク茶の効能については今後さらなる研究が必要です。


イチジクは健康な肌を保つ

イチジクは、特にアレルギー性皮膚炎の人や、アレルギーの結果として乾燥したかゆみを伴う皮膚に、いくつかの有効な結果をもたらす可能性があります。

皮膚炎をもつ45人の子どもを対象とした調査によりますと、乾燥したイチジクのエキスから作られたクリームを1日2回塗布したところ、皮膚炎に改善の傾向がみられるとの報告がありました。

これは標準的なヒドロコルチゾンクリームよりも効果的である、という結果も出ています。

ただしこれらの効果に関してはすべてイチジクの抽出物が要因だったかということに関しては、もう少し深い研究が必要であるという報告があります。

いずれにせよ、お肌の調子を保つためにイチジクを摂取することはおすすめです。

デリケートなイチジクで気をつけること

新鮮なイチジクの季節は夏から秋にかけてですが、品種により異なります。

イチジクを選ぶときはふくよかで柔らかく、深い色のものを選びましょう。まだ未熟な場合には冷蔵庫に保管していますと、2日くらい経過すれば食べごろになります。

生のイチジクはお菓子作りやサラダ、ジャムなどにも重宝されます。またパンなどを作る場合には、レーズンの代わりにドライフルーツを混ぜてみると美味しいです。

チェックポイントとしては、イチジクは食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなる場合があるので、ほどほどに食べること。

またイチジクのアレルギーがある人も一部いますので注意が必要です。

今回は天然のミネラルやビタミンがたっぷりのイチジクをご紹介させていただきました。

秋にかけてはスーパーなどでも見かける事が多くなるかと思いますので、ぜひあなたの細胞活性化にもぜひお役立てください。