細胞活性のヒント

ゴールデンミルクとは?作り方や健康に期待できる5つのメリットを紹介

ほっと一息つきたいとき、お気に入りの飲み物を飲む人は多いはず。

今回は細胞活性化のためぜひ「ゴールデンミルクを試してみてほしい」というお話です。

このドリンクはインドなどで一般的に飲まれていて、見た目はチャイによく似ています。

果たしてどのようなレシピ、そして栄養素が含まれているのでしょうか。

ゴールデンミルクとは?

このインドで一般的なドリンクは別名「ハルディドゥー(Haldi doodh)」と呼ばれています。

じつは、ターメリック(ウコン)の粉末をミルクに混ぜたものを総称として「ゴールデンミルク」と言うようです。

インドでは健康に良い飲み物として、小さい子供から大人までがこのゴールデンミルクをよく飲んでいます。

ゴールデンミルクはチャイに似た雰囲気ですが、チャイなどにもスパイスが使われていますので、そういった点では親戚のようなモノなのかもしれませんね。

ターメリック(ウコン)は素晴らしい抗酸化作用をもたらすスパイスとしてお馴染みですが、ゴールデンミルクはこのターメリックにプラスしてジンジャー・ブラックペッパーなどが含まれ、細胞活性化の相乗効果が認められているようです。

その相乗効果ですが、ゴールデンミルクにはどのような健康のメリットがあるのかをピックアップしてみましょう。

 その1.関節痛やリウマチに働きかける

クルクミンの研究はいまも世界中で行われていますが、関節リウマチの45人を対象としたある研究によると、1日500mgのクルクミンをとることで、一般的な関節炎や関節痛を和らげる事が期待できる結果が出ています。

さらに変形性関節症の247人を対象にした6週間の研究によると、ショウガ抽出物を投与した患者は痛みが少なく、鎮痛剤の必要性を感じなくなったことも分かっています。

少なくとも、何らかしらの鎮痛作用がこれらのスパイスには期待できる結果だと言えそうですね。

その2.脳に働きかけ、記憶力などをサポート

ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンは、脳由来神経栄養因子(BDNF)のレベルを高めるかもしれない、という研究結果が出てきています。

ご存じのとおり、日本では認知症やアルツハイマー病が増えている状況ですが、この原因にはBDNFのレベルが低くなる事も一つだといわれています。

老化を止めることは誰にもできませんが、ターメリック(ウコン)を積極的にとることは、少なくとも脳由来神経栄養因子(BDNF)を正常に保ち、私たちの脳細胞の正常化を保つサポートにはなりそうですね。

さらに、シナモンはパーキンソン病などの症状への予防につながる期待ができる事が、最近の実験でもわかっています。

こうしたスパイスを定期にとれるゴールデンミルクは、脳にやさしいドリンクだといえるでしょう。

その3.うつなどの気分低下に働きかける

クルクミンが脳に働きかける事は先にお伝えした通りですが、精神面などの抑揚にも役立つことが期待されています。

研究によると、うつ病の傾向がある人60人を対象にクルクミンを摂取してもらったところ、うつ傾向のある人たちによい変化が見られたそうです。

ただし、これはまだ研究の余地が必要ということ。必ずしも全員に当てはまるわけではありませんが、精神面においてゴールデンミルクが決して悪いドリンクでないことは確かだといえます。

 その4.心臓病予防への働きかけ

ゴールデンミルクに含まれるジンジャー、ターメリック、シナモンはすべて心臓機能に期待ができるスパイスです。

また、血管の機能をサポートする働きもあるため、心臓へ血を送る大事な臓器である、血管を健康に保つことも期待できるといえるでしょう。

その5.血糖値などの改善をサポート

ゴールデンミルクに含まれるシナモンとジンジャーは血糖値を下げ、インスリンなどの改善にも期待できる可能性があります。

とくにシナモンは、食事の後に町内に吸収されるブドウ糖の量を減らし、血統コントロールをさらに改善することが期待できます。

ただし、ゴールデンミルクに含まれる「ハチミツ」が加わることで、これらの作用が期待できなくなる可能性があります。

もしあなたが血糖値を気にしているのであれば、後に述べるレシピの「ハチミツ」は少量、または使用しないほうがいいでしょう。

おすすめのゴールデンミルクレシピ

≪材 料≫

・お好みの無糖ミルク 120ml

・ターメリック(ウコン) 小さじ1

・ショウガパウダー 小さじ2分の1 ※すりおろした生ショウガでもOK

・黒コショウ 少々

・はちみつ又はメープルシロップ 小さじ1

・シナモンパウダー 小さじ2分の1

≪作り方≫

  • すべての材料を小さい鍋に「シナモン」と「はちみつ」以外を混ぜて沸騰させます。
  • 沸騰させた後弱火にし、10分間に詰めます。香ばしい風味が出たら火を止め、最後にシナモンとはちみつを好みで加えて完成。

ゴールデンミルクは作り置きし、最大5日くらいは冷蔵庫に保管することも可能です。

最初はレシピ通りに作ることは基本ですが、慣れてきたら好みの味になるよう、スパイスを調整してみましょう。

おわりに

ゴールデンミルクをご紹介しましたが、最近は「ミルクの放射能量」も気になるところですね。

安心・安全なミルクですが、ホワイトフードなどの放射能測定をしているサイトや西の食材から取り寄せるのもおすすめ。

個人的には、現在暮らしている場所に近いこともあり、島根県の木次牛乳を選んでいます。

≫公式ホームページはこちら

また非遺伝子組み換えの豆乳も相性が良いでしょう。

 

最近目におススメしたいなと思うのがベルギー産のプロヴァメル オーガニック豆乳です。


牛乳はセシウムの問題、また豆乳は大豆による遺伝子組み換え食品が多いのが悩ましい。

ですが、選択肢が分かると迷うことも少なくなりますし、体調がアップしていきます。

木次牛乳もプロヴァメルオーガニックも徐々に関東で見られるようになってきましたから、オーガニック専門店では比較的手に入りやすい商品です。

ココアの代わりやコーヒーに飽きた時にはゴールデンミルク!

あなたのオリジナルを、ぜひ日常の一息に取り入れてみてください(^^

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