現代女性が経験する月経は、昔と比べてかなり増え今では生涯に450~500回もの月経がおこるそう。
毎日を忙しく過ごすあなたにとっても月経のケアは体調面・メンタルにおいてもかなり必要不可欠ですよね。
年を取ることは誰もが通り過ぎることで仕方ありませんが、可能であれば生理不順や更年期はゆっくりと進行していって欲しいですよね。
そのような場合へのおすすめのスーパーフードやアンチエイジング対策があります。
ここでは月経不順に必要な対策を、いくつかご紹介させてただきます。
生理不順は周期に現れる
あなたは「生理不順」と聞いて、思い当たるふしはありますか?
「ひょっとしてこんな症状かな」とある程度想定はつくものの、何が生理不順なのかわからない場合もるかもしれません。
いくつかの症状をピックアップしてみますと、生理不順で女性ホルモンが乱れると、以下のような症状が現れます。
・顔などがほてる
・汗がとまらない
・冷えやめまい
・なかなか寝つけない
・うつっぽい
さらに、生理不順は「周期」をみると顕著。
理想的な生理周期は28日ですが、生理開始から数えてちょうど2週間後にあたる前後が排卵日だと特定できます。
生理不順や更年期に突入した場合、生理周期が突然短くなったり逆に長くなったり、ダラダラと続いたり、といった乱れがはじまります。
もしあなたがベビ待ちで、このような周期の乱れを感じているなら、放っておくと子宮や卵巣の状態を悪化させてしまいますので、注意が必要です。
生理不順を解消するには?
では、このような症状を少しでも和らげるためには何をすれば良いのでしょう?
まず第一に考えたいのが「生活習慣の見直し」です。
ストレスの多い生活や、過剰に摂取しすぎるとためにならないとされる、たばこやカフェインなどのドリンク。こういった内容を少しでも見直すことも大切です。
ただ、わかってはいるものの、「仕事を休むわけにはいかない」「子供の面倒を頼める人がいない」などどうすることもできない場合もありますよね。
そんな時には以下の方法を参考にしてみましょう。
対策1.とにかく冷やさない
卵巣は「冷え」が最大の敵といわれています。骨盤内の血流が悪くなっていくと卵巣や子宮の老化を促進してしまうからです。
これはベビ待ちの女性にとっても同じで、冷えは妊娠しにくい体質にしてしまうといわれています。
冬の対策としては毛糸のパンツや腹巻などで、骨盤周辺を冷やさないようにしましょう。できれば夏も薄手の腹巻をつけておきたいもの。
どんな季節でも素足は絶対にNG! できれば5本指ソックスなどの血行を促進するものを着用することを心がけてみましょう。
対策2.スパイスやハーブをとる
スパイス群には、身体を温めてくれるうれしい成分がいっぱい!とくにジンジャーやシナモンはおすすめです。
またハニーブッシュティーはマメ科の植物のため、女性にうれしいイソフラボンの成分が含まれています。
月経を通常のサイクルにする働きや生理痛をはじめ、更年期障害にも働きかけることが期待できるので、このようなハーブティーを使ってみるのもおすすめです。
また、ルイボスティーは活性酸素を除去するSOD作用が高く卵巣の若返り効果や卵子の質を高めるといわれる優れたハーブティーです。
ノンカフェインなので妊活中でも安心して飲むことができます。
対策3.マカを飲む
成長ホルモンは、卵巣の機能を向上させることが研究により判明していますが、卵胞の発育を促し女性ホルモンの分泌をよくするためにも必要な要素です。
スーパーフードのマカは、この成長ホルモンの原料のアルギニンが豊富に含まれていて、卵巣の機能を調整してくれる事が期待できます。
さらに体内のエストロゲンのようなステロイド・ホルモンを正常化させてくれるため、ホルモンバランスの低下を緩やかにしてくれる作用が期待できます。
対策4.質の良い眠りを心がける
質の良い睡眠はメラトニンを促進しますが、これらは卵巣を保護する作用もあります。
ポイントは睡眠後の最初の3時間にたくさんの成長ホルモンが分泌されるので、寝る前はできるだけリラックスし早く就寝することを心がけましょう。
上質な睡眠を誘導するためにも朝はしっかり太陽の光を浴びたり、ウォーキングなどの軽い運動を心がけるのも有効です
対策5.水素サプリをとる
エストロゲンには3種類あるといわれています。以下がその内容です。
・エストラジオール
・エストリオール
・エストロン
善玉のエストロゲンがエストラジオールで、エストロンはガンなどにも関わってくる恐れがあるといわれるもの。
実は水素サプリにはエストロンは増やさず、エストラジオールだけを増やす、という研究結果が出ています。
これは水素が脳下垂体を活性化して全身のホルモンが値が正常化することなども考えられます。
ご存知の通り水素は分子量が小さいため、卵巣機能にも訴求し活性化している可能性も秘めているのです。
対策6.タバコはNG!
タバコについては他の健康に関する報告も出ていますが、女性ホルモンや卵巣にとってもお勧めではありません。それは以下の理由から。
・女性ホルモンの中でもエストロゲンの分泌が減る
・卵胞の発育が悪くなる。
・血管が伸縮し冷える
・閉経年齢が1.5~2.5年早くなる
妊活中はとくに女性ホルモンには気を付けたいですし、タバコを止めればコストパフォーマンスの向上にもつながりますから、一石二鳥です。
おわりに
女性は年を重ねると卵巣が衰えますが、エストロゲンがゼロになるかというと、そんなことはありません。
なぜなら、卵巣の代わりに副腎でちゃんと分泌を続けるからです。
それでも、急激な卵巣の老化はエストロゲン分泌にも作用をし更年期障害を重くしてしまう事にもつながります。
卵巣機能の老化はゆっくりと進めていきたいものです。
これは妊娠を望んでいる場合にも同じことがいえるでしょう。
いくつか卵巣のアンチエイジング法をご紹介しましたが、あなたのお役に立てそうなものがありましたら、ぜひ実践して生理不順とサヨナラしてくださいね。